あかびら商店街通信

あかびら商店街通信 vol.23 -「長岡豆腐店」さん

こんにちは!
「あかさぽ」のカナです!

今回は赤平市内で唯一の豆腐屋さん「長岡豆腐店」のご紹介です!

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赤平に住む方々にとっては普通のことでも、市外の人や近所じゃない人にとっては驚くことっていっぱいありますよね。お店のこととなると、特に私のように市外から来た人にとっては分からないことが多いものです。「長岡豆腐店」はそんなお店のひとつでした。

ある日「赤平にもお豆腐屋さんがある」という話を聞いてビックリ!私も赤平市内をかなり回っていたつもりでいましたが、それまでお豆腐屋さんがあることに気がついていませんでした。これはきっと、知らなかった市民の方もいるはず…!さっそく、お豆腐屋さんを知っている方に紹介をしていただき取材に訪れました。

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初めて訪れてまたビックリ。ここがお豆腐屋さん…!?看板なども出ていないので、全く知らない方がここがお豆腐屋さんだと気づくのはかなり難しいでしょう。そんな隠れ家的な工場を見せていただけるなんて、とってもわくわくです!!

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工場の入り口は正面から横に回りこんだこちらのドア。初めてだと本当に入って良いのかドキドキしてしまいます。ですが、間違いなくこちらですのでご安心を!

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こちらの「長岡豆腐店」を営むのは長岡さん夫妻。「長岡豆腐店」は赤平の人口がピークに達した1959年(昭和34年)に先代の社長が農家から転業し、現在の場所で創業しました。2年後の1961年(昭和36年)には豊里と文京をつなぐ豊橋が完成したことで文京町は大きく発展したそうです。
その後1971年(昭和46年)に現在の社長がお店を継ぎ、以来ご夫婦で長年お豆腐を作り続けていらっしゃいました。

しかしそんな老舗のお豆腐屋さんなのですから、もしかして朝早くお店に来ないと買えないのでは!?と思っていた私。それが長岡さんに聞いてまたビックリ。赤平市内の大型チェーンのスーパーや小売店のどこででも長岡さんのお豆腐は買うことができるのです!

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こちらのお豆腐、見覚えはありませんか?私もそれからスーパーのお豆腐売り場で気をつけて見てみるようになったのですが、確かにありました!今までどれだけ商品のことを見ないで買い物をしていたのかということを痛感です…!

また、もちろん工場でも直接買うことができますよ。種類も絹・木綿の他に焼豆腐、揚げ・小揚げ、前もってお願いしておけば豆乳も買うことができます。さらに「おから」は特に値段をつけずに、欲しい人にはあげてしまうそうですよ!

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また、市内の飲食店では「おでん いしの」さんで「長岡豆腐店」のお豆腐を食べることができます。「おでん いしの」さんは市内でも人気のおでん屋さん。おでんはもちろん、天ぷらが美味しいことで人気のお店です。ずっと市内のお店から仕入れを続けているそうで、「長岡豆腐店」もそのひとつ。お豆腐、がんも、巾着に使われる揚げが「長岡豆腐店」の商品です。じ~んわり味が染みた絶品のおでんをぜひ食べてみてくださいね。

そんな「長岡豆腐店」…せっかく取材をさせていただくのだから、作っているところをぜひ見てみたい…!!ということで、お忙しい中無理を言ってお豆腐作りを見学させていただきました!

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お豆腐作りはまず、原料となる大豆を浸水させるところからはじまります。北海道弁で言うところの「うるかす」というやつですね!夏と冬ではこの浸しておく時間が変わるそうで、長年培った経験が大事なんですね。

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次に、水を吸って膨らんだ大豆を大きなミキサーですりつぶします。ドロドロになった大豆は隣の大きな釜へ移動し煮込まれます。釜からシューっと大量の蒸気が吹き上がり、あっという間に工場の中は真っ白に。

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そうして煮込まれた大豆はご夫婦の息の合った共同作業で濾されていきます。こうして出てきた液体が「豆乳」、残った固形物が「おから」なんですね!

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さてここから豆乳を固めてお豆腐にしていくのですが、大きな鍋に入った豆乳に固めるための粉を社長が一気に回し入れます!一瞬の早業でビックリですが、この作業は豆乳の温度と粉の濃度がお豆腐の出来を左右する重要な部分。まさにプロの技です!!

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こうして固まったお豆腐を用途に応じて型に入れ、さらに固めていきます。この時に布を使うと木綿豆腐、布を使わないと絹豆腐といったようにここでお豆腐の種類が分かれるんだそうです。

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固まったお豆腐はお水の中で切られ、冷めたらパックに入れられて完成。こうしてパックに入ってしまうと分からないものですが、本当に最初から最後まで全て手作りだったんですね…!

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ちなみに硬めに絞ったお豆腐を型に入れて揚げると、いわゆる「揚げ」になります。温度の違う油で様子を見ながら徐々に揚げていく様子はこちらもプロの技。この時出来立てを食べさせていただいたのですが、香ばしくてパリパリでまるでお菓子のよう!お醤油をつけて食べても良いのですが、そのままでも十分に美味しくて今までの揚げのイメージが180度変わりました!!

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さて、ここまで来てもう長岡さんのお豆腐を食べないわけにはいきません!お豆腐と言えば…やっぱり湯豆腐。長岡さんに教えてもらったのですが、鍋に一掴みお塩を入れるとお豆腐に酢が入っていかないので美味しく食べられるそうです。
もちろんそうして食べたのですが、お豆腐の旨みがギュっと詰まった味!素朴で、昔ながらの方法で作り続けてきたことが分かる味ですね。豆乳好きの私は豆乳もいただいたのですが、こちらも「まさに豆乳!」という変な雑味のない、なめらかな味です。

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最近では大きな工場で大量生産されるので、驚くほど値段が安いものもあるお豆腐。確かに私も今までは「食べれればそれで良い」と、安いものばかりを選んでいました。しかし今回取材をさせていただいて、お豆腐にとっても愛情を込めて一つ一つを手作りする「長岡豆腐店」に出会い、今までの考え方を反省することとなりました。

食べることは、生きることの基本。食卓に並ぶ食べ物がどこでどんな風に作られているものなのかが分からない、どうしてそんなに値段が安いのか分からないものを毎日食べていて良いのでしょうか?
せっかく地元にこんなに素敵なお豆腐屋さんがあるのに、数十円のためにあえてそのような食べ物を選んでいて良いのでしょうか?

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もちろん家計も大事なので安く食費を抑えることも大事です。ですが、一度ぜひ「長岡豆腐店」のお豆腐を手にとってみていただきたいんです。もしも時間が許すのなら、工場に直接行ってお豆腐を買ってみてください。そのほんのちょっとだけで、選ぶこと・食べることがずっと豊かになるはずです。
今回取材をさせていただいて「生産者・加工者の顔が見える」のは最近では流行のようになっていますが、これは本当だったら当たり前のことだったんだな、と改めて気づかされました。皆さんもぜひ一度「長岡豆腐店」のお豆腐を手にとってみてくださいね!!

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長岡豆腐店
【住所】赤平市西文京町4-2
【電話番号】0125-32-2471
【駐車場】有
【営業時間】いつでも大丈夫。工場に居ない時は家に居らっしゃるそうです。
【定休日】日曜日

※この情報は2015年3月6日現在の情報です。季節やお店の状況によっては掲載内容と異なる場合がありますので予めご了承ください。
※当ページに掲載されている画像等の無断転載はご遠慮下さい

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