元気の丘ギャラリー&アイヌ木彫匠館
北海道赤平市の約5万平方メートルの森のフィールドで、大自然の移ろいや動植物の生命を織りなす感動を発信する「元気の丘」。その「元気の丘」にある2つのギャラリーについてのご紹介です。
元気の丘ギャラリー 菊地眞悟館 ~しばれ雪描く~
プロフィール
菊地 眞悟(キクチ シンゴ)
1944年、サハリン(樺太)生まれ。
酪農学園で学んだ後、1987年、山野資源開発をテーマとした㈱クロロランド・モシリを設立。2005年、NPO法人元気の丘元気塾を設立。2006年、クロロランド・モシリから㈱コスモバイオスへと社名を変更し本社を赤平市へ移転。
また、幼少期より絵筆に触れ、26歳から独学で油彩画の絵画活動を行う。29歳の時に道選に初入選。38歳の時に一時、絵画活動から離れるが59歳の時に復帰。現在、会社経営とともに雪をテーマにした油彩画活動を行っている。
菊地眞悟館~しばれ雪描く~では、NPO法人元気の丘代表である菊地眞悟氏の作品を見ることが出来ます。
北海道の冬をモチーフに七色に輝く雪、そこに息づく生命を四十年間追い求めてきた足跡の数々。
「モシリ」「学校への道」など約30年前に描いた作品の他、再び絵筆を執った60歳からの作品も展示。雪の温かさを感じます。
画題「融ける」
画題「ふるさと」
アイヌ木彫匠館 ~藤戸竹喜の神髄~
プロフィール
藤戸 竹喜(フジト タケキ)
1934年、旭川生まれ。木彫家。
1945年、父親のもとで木彫を始める。1964年、独立し依頼品制作及び数多くの個展を開催。2004年、アラスカ先住民の招待によるトーテムポール競争に参加。2012年、阿寒に在住し創作活動を送っている。
アイヌ木彫匠館は、阿寒町在住・藤戸竹喜氏の木彫作品を展示しています。
「藤戸竹喜の神髄」と題して、アイヌ民族の豊かな感性を持って、芸術性高く大自然のカムイを表現した数々の作品。
置戸の森に育った三本の大樹から創り出されたトーテムポール、作品から発信される大いなるエネルギーを感じます。
【施設配置図】
- 開館時間 10:00 ~ 17:00
- 休館日 土曜日・日曜日・12月~3月(冬季休館,事前予約で入場可能)
- 入館料 一般 500円
(元気の丘会員 無料)
(年会費2,000円、その他特典有り)