こんにちは！
「あかさぽ」のカナです！

今回は赤平の名物店、ラーメンとお蕎麦のお店「珍来（ちんらい）」をご紹介させていただきます！

駅前を通る国道38号線から1本入ったところにある「珍来」は、赤平の方ならお昼を食べようと思った時に必ず一度は名前が出る名物店です。その人気の秘密をちょっとだけご紹介させていただきます！

お蕎麦屋さんと言えば瓦屋根の高級感漂う佇まい…といった勝手なイメージを持っていた私ですが、「珍来」のお店はそんな気取った感じのない大きめな一戸建て。茶色い壁が特徴で「コカコーラ」と「ラーメン・丼物・生そば」と書かれた看板がとってもレトロで可愛い！！さっそく潜入です。

お店の中はとっても広々。席数はそんなに多くないのですが、天井が高いために広く感じます。後からうかがったのですが、この建物は元々は「信用組合」の建物だったそうです。そういえば、正面の2階の窓をよく見ると何やら装飾が！天井が高いのも窓の装飾もその名残だったのですね。

そして何よりこの少し懐かしいような店内もとっても素敵です。カウンターの様子は大衆食堂！みたいな雰囲気でここも昭和レトロを感じさせる趣。こんな雰囲気のあるお店は私にとってはかなり新鮮で大興奮です！しかも、現役の黒電話を発見。

すごい！可愛い！！欲しい！！！…と自宅に固定電話がないくせに思ってしまいますね！ちなみにもう少しだけ店内の様子に触れさせていただくと、店長の佐々木さんは写真が趣味。壁には色々な写真が飾ってあるのも見ていて楽しいですね。

さて、本題はお料理です。と言いますか「珍来」はラーメンとお蕎麦のお店。私はほとんどいつもお蕎麦をいただくのですが、他にも沢山のメニューがあります。

迷ってしまうほどたくさんのメニューがありますが、この中からいくつか紹介させていただきます！

まずはやっぱりお蕎麦！「珍来」のお蕎麦は、香りが良いととっても評判。またつゆもダシの香りがきいていてとっても美味しいんです。そしていつも思うのが、ボリュームが多いな～！！ということ。
普通のお蕎麦を頼んでも、なぜかいつもすごくお腹いっぱいになります。赤平の方は「珍来」のこのボリュームに慣れているので普通だと感じているのかもしれませんが、初めて食べた時にはこの値段でどうしてこんなに出てくるんだろうか！？と驚きました。

しかし「珍来」にはそれを超えるすごい量の裏メニューがあるのですが…よっぽどたくさん食べられる方以外の挑戦はオススメしません！！気になる方は「あかびら商店街通信 秋号」をご覧ください！

続いてはラーメンです！「珍来」のラーメンは油っこくなく昔ながらの味わいで人気です。
ラーメンにもまたとってもたくさんの種類があって迷ってしまうのですが…「カツラーメン」というちょっと珍しいラーメンがあったり、写真右の赤平名物「がんがん鍋」をラーメンにアレンジした「がんがんラーメン」というメニューも。
この他にカレーライスや親子丼といったご飯もののメニューも充実しているのが嬉しいところです！

そんな「珍来」の創業者は佐々木店長のお父さん。元炭鉱マンだったお父さんはケガで炭鉱を引退し、修行の末に1953年（昭和28年）にこのお店を始められたそうです。佐々木店長はかなり気さくな方で、頼みごとなども「いいよ～！」と気前良く引き受けてくれる方なのですが、お父さんが炭鉱マンと聞いてなんとなく納得してしまいました。

ちなみに「珍来」ではあまり遠くない場所までなら出前もやっていますのでお気軽にお電話してみてください。ただ、個人的にはやっぱり出前よりもお店に訪れてこの雰囲気を楽しんでほしいと思います。赤平でお食事の際にはぜひ足を運んでみてくださいね！

珍来
【住所】赤平市大町1-2-23
【電話番号】0125-32-2628
【駐車場】無
【営業時間】お昼～18：00
【定休日】7の付く日
【席数】26席

※この情報は2015年3月17日現在の情報です。季節やお店の状況によっては掲載内容と異なる場合がありますので予めご了承ください。
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