炭鉱遺産を
旅しよう
赤平炭鉱物語
かつて赤平は、
地下深くから
掘り出される石炭によって
発展してきました。
そびえ立つ立坑やぐら。
地下深くで石炭を掘り、
運び出す坑夫たち。
石炭は、このまちの
エネルギーそのものでした。

空知川流域で石炭が確認されたのは明治初期。
その後、住友が経営に参入し、本格的な開発が進みます。
昭和に入ると赤平地域で次々と坑口が開かれ、炭鉱産業は急速に拡大していきました。
地下数百メートル。狭く、暗く、熱を帯びた坑内での作業は過酷なものでした。
それでも石炭は、高度経済成長を支える重要な資源でした。

赤平の炭層は急傾斜で、採掘は容易ではありませんでしたが、技術革新により生産量は大きく伸びました。
最盛期には年間200万トンもの石炭を産出。
多くの炭鉱マンとその家族が暮らし、まちは活気にあふれていました。

時代が進むにつれ、エネルギーの主役は石炭から石油へ。
国内の炭鉱を取り巻く環境も大きく変わっていきます。
そうした流れの中で、1994年、住友赤平炭鉱は閉山。
55年にわたる操業に幕を下ろしました。
しかし、立坑やぐらや関連施設はいまも残り、
炭鉱の記憶は、まちの中に息づいています。

空知に残る炭鉱関連施設と生活文化は、
北海道遺産に選定されています。
また、空知の炭鉱、室蘭の鉄鋼、
小樽の港湾、
それらを結ぶ
鉄道が支えた「炭鉄港」は、
2019年5月20日に日本遺産として
認定されました。
炭鉱遺産探訪ルート
赤平の炭鉱の歴史を、
実際の風景とともにたどる周遊ルートです。
ガイダンス施設で基礎知識を学び、
現地でスケールを体感しましょう。
所要時間の目安(ガイド付き見学に申し込んだ場合)
- 車で巡る場合:約2.5〜3時間
- 徒歩を含めてゆっくり巡る場合:
約3〜4時間

炭鉱遺産ガイダンス施設
探訪のスタートは、炭鉱の歴史や技術をわかりやすく紹介するガイダンス施設から。 赤平の炭層の特徴、採炭方法、当時の暮らしの様子などを、写真や模型、資料で学ぶことができます。
- 営業時間
- 9:30〜17:00
- 定休日
- 月・火(祝日の場合は翌日)
- 住所
- 赤平市字赤平485
Googleマップ
- TEL
- 0125-74-6505

旧住友赤平炭砿立坑
高さ43.8m、直径6.6m、巻機1600kw。650mの深さまで坑夫を送る一方、採掘した石炭を引き揚げるのにも用いられました。
※立坑内部の見学は、有料の「炭鉱遺産ガイド付き見学」(ガイダンス施設で受付)に参加する場合に限ります。参加しない場合は、外観のみ見学可能です。
- 住所
-
赤平市字赤平485Googleマップ

自走枠整備工場
急傾斜の炭層を採掘するために導入された「自走枠」。坑内の天井を支えながら前進する大型機械で、赤平の採炭を支えた重要な設備です。
※自走枠整備工場の見学は、有料の「炭鉱遺産ガイド付き見学」(ガイダンス施設で受付)に参加する場合に限ります。参加しない場合は見学できません。
- 住所
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赤平市字赤平Googleマップ

北炭赤間炭鉱選炭工場跡
採掘された石炭は、出荷前に不純物を取り除き、用途に応じて選別する工程が必要でした。その役割を担っていたのが選炭工場です。ズリ山階段の入口に、その巨大な施設の一部が現存しています。
- 住所
-
赤平市字赤平693-1Googleマップ








