北海道産業を先導した赤平炭鉱。
そして、いま、水と緑豊かなふれあい産業都市をめざして。
赤平市は、北海道のほぼ中央部に位置し、東は芦別市、西は滝川市、南は歌志内市、北は深川市に接しており、市域面積は129.88平方キロメートル。明治24年に開拓の鍬がおろされ、明治30年には道路が、大正2年には鉄道が開通した。大正7年に、茂尻炭礦が開鉱し、「石炭のまち」の歴史が始まった。その後は人口も増加し、昭和29年に道内18番目の市となった。しかしながら昭和30年代後半から、石炭産業の衰退を余儀なくされ、平成6年には最後の一山が閉山し、大正7年から始まった赤平の「石炭の歴史」は76年の歴史をもって幕を下ろした。この間、鉱業都市から工業都市へと産業構造の転換を図り、厳しい情勢を乗り越えながら確かなまちづくりを進めてきた。先人が築いてきた歴史を伝承するとともに、市民の英知と情熱を結集し、「水と緑豊かなふれあい産業都市」をめざして、赤平市はこれからも歩んでいきます。
●茂尻炭礦…大正7年〜昭和44年 ●赤間炭礦…昭和12年〜昭和48年
●豊里炭礦…昭和12年〜昭和42年 ●住友炭礦…昭和13年〜平成6年