あかびら炭鉱遺産

旧住友赤平炭砿立坑

立坑やぐらは、今でも赤平のシンボル的建造物。昭和38年に完成、高さ43.8m、直径6.6m,巻機1600kw。650mの深さまで鉱員を送る一方、採掘した石炭を引き揚げるのにも用いられた。当時のお金で約20億円が投じられた。その施設の構造、機械、電気系統などが閉山時のまま完全に残されている。鉱員が入坑する際に使われた4段ゲージ(エレベータ)は、1段18人、合計で72人もの人員を高速で輸送し、その技術は当時「東洋一」と謳われた。この立坑の完成により、生産量は以前の100万トンから200万トンへ、倍増することとなる。稼働中は、夜間「住友赤平立坑」の部分にネオンが灯り、炭鉱のシンボルとして親しまれたが、平成6年に閉山した。
平成29年9月からは市内企業から立坑ライトアップ機材一式が寄贈され、週末の土曜・日曜のみライトアップされている。

〒079-1143 赤平市赤平485

赤平市教育委員会 社会教育課 社会教育係
教育課社会教育係
TEL:0125-32-1822  FAX:0125-32-5033

敷地外より外観のみ見学可能。

JR根室本線「赤平駅」→中央バス「赤平駅前」→(歌志内線・滝芦線)→(芦別ターミナル行)
→「赤平文化会館」下車、徒歩5分

道央自動車道「滝川IC」→国道38号→国道38号沿い(約20分、約11㎞)

マップ

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